いつでも本屋、どこでも飯屋へ辿り着く

ほん
これは素敵!仙台駅の新幹線待合階には、サイボーグ009

すんちゃんが仙台のセミナーに出席するというので、仙台まで一緒に行く事にしました。初仙台、そして初北海道新幹線です。ドキドキ。

なんと貸切状態。がんばれJR!

今までずっと仙台は近くて遠い街でした。歴史があって、美味しいものもあって、自然も多分いっぱいの杜の都。らんどくの脳内を『青葉城恋唄』がエンドレスで流れています。ああ、牛タン、ずんだ餡、萩の月、笹かま・・・

すんちゃんが学んでる間、約6時間の自由時間が出来ました。小さな街だったら張り切ってあちこち周ったと思うけど、仙台は広すぎて、迷子になったら目も当てられない。夕方の各駅停車で次の予定先へ行かねばならんのじゃ。とりあえず駅周辺で「東北らしいもの」を見つけよう!

とか、思ってたらなんと仙台駅で『北海道フェア』をやってました。あはは、北海道再発見。

仙台の駅ビルとその周辺は賑やかでした。人も沢山いるけど、お店も沢山。何だか目が回るなあ。どうも心は「癒しと和み」を求めていたらしく、足は自然と本屋さんの方へ。うーむ、これは1つの才能だよね、どこにいても本屋関係を探しあてます。

駅地下。間口が広い本屋さん
仙台関係の資料も充実してます

知らない場所へ行った時は、その街ならではの本を記念に買うことにしてます。ここでは、仙台弁のコミックエッセイを選びました。

さすが宮城。羽生君がいっぱいだ

羽生くんのコーナーには『くまのプーさん ミネラルウォーター』や、彼が試合で使った曲のCDも本と一緒に並んでいます。ディスプレイも品揃えもいい店だわーと感心しながら、隣のビルへ移動。するとそちらにもドデカイ本屋さんが。困っちゃうなぁもう。(嬉しさを隠しきれません)

ビルの壁面。1番上の右側に丸善マーク

自慢じゃないけど、らんどくはだいたいボーっとしています。最近耳が遠くなったせいもあって「ごめん、聞いてなかった」「え、何の事かな」みたいな台詞をいつも言ってます。でも本屋関係と美味しい店屋は見逃しません。いつでもどこでも。誰でも自分の好物には嗅覚ききますね。

最初の本屋BOOK COMPASSさんで2冊、丸善さんで3冊、北斗市から持って来た米原万里さんのエッセイと合わせて6冊も持って、一休み。ずんだ餅を食べました。

ずんだ餅のアップ。若緑色が鮮やか

何も仙台まで来て本を買わなくても良さそうなもんです。重いしね。本を入れたバッグは肩にくいこむし、腰にもダメージくるし。でも本は一期一会とでも申しましょうか、見かけた時に買わないと、次回めぐりあうのは難しい。

絵本「パンダ銭湯」バッグも買った!

「わざわざ仙台まで来たのに、いつもと変らぬワタシ」。これちょっと良いですね。ここが北海道でも、仙台でも、ベルギーでも、もしかしたらアラスカとか南極でも、同んなじように『読むもの』を手に取り『うまいもの』をほおばる。どこでも変わらないブレない自分。これは幸せですね。

さて、この日のお昼は駅近くのお店で冷たいお蕎麦をツルツルたぐりました。(蕎麦は”ズルズル”かな?)お店の外に券売機があって、中は狭いけどお客さんの回転が速い感じ。イカゲソ天と温玉のっけの食券を買いました。

ここの蕎麦屋さんは注文を受けてから茹でるタイプ。そして立ち食いスタイル。こういうとこって、ハズレなく、すんごく美味いんですよね。もちろんここは大当たりでした。狭い店内でおじさんとおじさんの間に立ってにこにこ食べました。

イカゲソって美味しいですよね、天ぷらでもかき揚げでも。函館の回転寿司のサイドメニューで「イカゲソの唐揚げ」を注文することもあります。毎度食べてるのに、何でまた、仙台へ来てまでイカゲソ?「だって好きだからー」

美味しそうだー!
ゲソ天温玉のっけとパンダバッグ

そして食後の甘いもん。ずんだパフェを探す元気がなくて、すみません、仙台でも「afternoon tea」(アフタヌーン ティー)さんへ行きました。実家のある札幌の三越でも、いつでもお世話になってます。助かったぁーって感じです。札幌と同じく仙台の店舗も「おひとりさまの疲れたおば様」がぐったりしていました。

たぶんらんどくも間違いなく「そっち側」に見えてるでしょう。荷物を隣に置いて、背中を丸めて、目を閉じたり、天井を見上げたり。ああ、お仲間が3人もいる。それぞれみんな甘いもの食べて充電中です。

カルピスのシャーベット&ティゼリー

名前が長すぎて、写真の下に入れられません。正式には『カルピスのシャーベット&シャルドネのティーゼリー』といいます。ソフトクリームじゃなくて、酸味のあるカルピスシャーベット。ほんのりシャルドネ風味のティーゼリー。さっぱりしていて嬉しかった。30分ほど休んで体力復活しました。

楽しかったなあ。どんなところだろうなあと思っていた場所に、自分がいるってすごいね。青葉城に行かなくても、伊達政宗公の像を見なくても、「萩の月」を食べなくても。

(あ、牛タンと笹かまは朝イチで自宅へ送りました。その辺はぬかりありません。)

さて、そろそろすんちゃんと合流するか。このあとは山形へ各駅停車に乗ってでかけます。

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コメント

  1. すとらと より:

    初夏の仙台いいですね。おいしいものと大好きな本、らんどくさんの満喫ぶりが伝わってきます♪ 駅ビル周辺は伊坂幸太郎作品でもよく登場しますよね。わたしもいつかこの季節に行ってみたいなあと思いながら、記事を楽しませていただきました。帰りもおきをつけて。