林檎を守る七飯町のロボットさん。これはもう芸術です

最近のらんどくのお気に入りスポットは、七飯町のとある病院の前庭です。ここはシエばあちゃんが2ヶ月に一度来ている病院で、認知症のお年寄りや、メンタル系の患者さんが通ってます。

この広い敷地の病院は、外庭の環境整備にたいそう力が入っていて、いつ来ても気持ちが良いのです。本当は花壇や庭師さんのお仕事を眺めながら、シエばあちゃんとベンチでゆっくりしたいんだけど、うちのばあちゃんは最近とってもせっかちです。「のんびり」「まったり」なんて言葉はばあちゃんの辞書にはありません。何てったって、診察の待ち時間に「まーだかな。まーだかな。ばあちゃんは早く帰りたーい」と、椅子の上で足をブラブラさせる人ですから。（ホントの話です。子どものようで可愛いんですけどね）いつも診察終了で即、撤収です。

そんなわけで利用者でも無いのに、一人で庭を見るためだけに、車ではるばるやってきます。ここの庭には七飯町名産のリンゴが見事に成ってまして、オマケにそのリンゴを守るキュートなロボットさん達がいるんです。

北斗市の隣町、ここ七飯町には、果樹園が沢山ありまして、この季節には病院の庭だけしゃなくて町中リンゴです。（町営温泉もアップル温泉と言います。）この七飯町は日本で初めて、西洋林檎を栽培した土地だそうですよ。町の歴史館横には「ニュートンリンゴ」が植えられています。ニュートンが「万有引力を発見した」（？これで良いのか？それとも「思い付いた」なのか）リンゴと同じ品種だそうです。

病院の庭への入り口には、リンゴとブドウの木がありまして、両側に古い工具類で出来たロボットさんが、不埒な侵入者を見張ってます。そろそろサビが浮いてきたロボット達ほ、どれもこれも味わい深い出来です。あー、これ好きだなーと思ったりしてます。

睨みを利かせるロボットさん達。この庭のリンゴは、作り物じゃないの？と思う程の艶やかさです。この庭の奥は果樹園に続いてまして、専門家が正しく作ると、こんな立派なものができるのねーと思います。

まだまだあるよ。

病院の庭で1番好きなオブジェはこれ。地球儀？リンゴ？子どもがぶら下がってるようにも見えるから、リンゴ型の回旋塔かなあ。結構大きいんだけど、病院の駐車場側からしか良く見えません。リンゴのヘタには葉っぱもついてます。これって、庭仕事をしていた女の人が作ったのかな？なんだかとっても芸術っぽいよね。快晴の秋、リンゴ地球儀越しに青空を見る。佳きかな良きかな〜。

ね、お天気いい日にはずっと居たいでしょ？七飯には果樹園が沢山あって、らんどく家も「行きつけのリンゴ園」がいくつかあります。どこも同じく栽培してるはずなのに、あっちのは甘いとか、この果樹園のはしっかり重いとか、車が停めやすいとか、お店の人が感じいいとか、いろいろあるわけです。秋になるとそんな販売所を巡るのも楽しみです。

リンゴと言えば、先月すんちゃんが低速ジューサーを購入したのは、ご報告の通りです。ジューサーって後片付けが大変だよね、そもそもジュースなんて毎日飲むものなの？ らんどくさんには無理じゃない？大丈夫〜？そんな皆さんの予想を裏切って、毎朝ジュース絞ってますよー！ニンジン4本とリンゴ２個。これで家族3人が大きいマグカップでゴクゴク飲めます。

それでこの頃のらんどく家の懸案は「ニンジンとリンゴを、安く多量に確保する」でございます。北斗市の隣町がリンゴの名産地で良かったなあ。

この果樹園は1番のお気に入り。七飯の赤松街道からはちょっと奥まったところにあって、しかも週三日しか開いてません。昔はおばあさんがここのリンゴ小屋で接待してたけど、最近は穏やかで優しいおじさんに替わりました。「写真撮っていいですか？ブログに載せるのは？」と聞くとうーんと唸って、あまり宣伝したくないだよね。お客さんがいっぱい来ると大変だから、とニコニコ。

果樹園の名前を出さないでね、と珍しいお願いされました。なので名前は秘密です。

冷蔵庫の野菜室も上までギッシリ人参です。土付きで袋に入って売ってます。これは5キロで510円。2袋（10キロ）を買いました。合わせて42本ありました。10日分くらいはあるかな。これまでに計26キログラムも買ってます。すごいな、こんな日が来るなんて思わなかったなあ。

朝ごはんにニンジンリンゴ100%ジュース！シャキーンと目が覚めます。朝からものすごーく元気です。これは良いわあ。

シエばあちゃんと、老犬カセンのお世話をしている身なので、こちらが先にへたるわけにはいきませんからね。ますます健康に気をつけねば。うんうん、明日も頑張るぞー！