すんちゃんの弟、コンおじちゃんちからお土産にバームクーヘンをもらいました。小麦粉じゃなくて米粉でできた、ハードタイプのやつです。あー美味しそうと、らんどくはごく普通に思います。ここで理系の方々は「お、地層だ」と思うらしいですよ。これ「地層」と「ご馳走」を掛けたシャレではありません。
夏の終わりのとてもお天気が良い休日に、ドライブがてら厚沢部(あっさぶ)町まで出掛けました。北斗市からは車で1時間弱の隣町です。我が家は「週末だー、お出かけだー」みたいのとは無縁な生活が長くて、滅多にない事なのでちょっとドキドキワクワクしちゃいました。
土日も祝日も出番な図書館勤務が14年ほど、その後札幌の実家での介護同居がありまして、ようやくらんどくが落ち着いたのが今年に入ってからですし。すんちゃんはもともと土日に研修やらなんやらで、結構いつでも忙しいですしね。いざ往かん、厚沢部町!
厚沢部までの途中には、1869(明治2)年の箱館戦争時、旧幕府軍の土方歳三が新政府軍を迎え撃った激戦の地「二股口(ふたまたぐち)」があります。地元の郷土史研究会で、土方軍の塹壕跡(ざんごうあと)を見に行った事があります。結構な急斜面の先にありまして、手すり代わりに上から垂れているロープが無ければ、とてもじゃないけど登れませんでした。昔の人は健脚だったのねー。
目的地まではずーっとノンビリした田舎道です。ポヨがチョイスしたBGMに合わせて、三人で歌ったりしていると、すんちゃんが「お、地層だ」どこどこ?
これがウワサの「地層」だそうで。ホントにバームクーヘンに似てるなあ。
こっちが本物のバームクーヘン。なるほどねー、似てるねーと感心しながらのドライブです。今回はね、何と無くのお出かけじゃなくて、立派な目的があるので、ウキウキ度も増し増しです。3人とも非常に機嫌宜しいのです。
厚沢部の道の駅「みちのえき あっさぶ」は、最近立派にリニューアルされたばかり。以前はイートインスペースがほぼ無くて寂しい感じだったけど、新しく専用の棟が出来ました。これがこの辺にはちょっと無いくらい素敵ですのよ。ここの「鶏の丸焼き」が今日の目的です。実は丸焼きチキン・ポテト添え大好き一家です。札幌にいる間に、何度「ファーマーズチキン」に通ったことか。(道内ここだけ!)
皮がパリッ。スパイスが効いたお肉はジューシー。ロースターの中では鶏肉から落ちた汁にまみれたジャガイモも一緒に焼けてますって、考えただけでも堪りません。すんちゃんが「厚沢部で売ってるって」と情報仕入れて来たので、よーし買いに行くぞーと出て来たんです。
道の駅はかなりの混雑ぶりでした。食券を買って、注文します。チキン係は外国の方が3人。「写真撮っていいですか?」と聞くと、わざわざ機械のライトを点けてくれました。そして3人それぞれに、ハイ、ポーズ。
「その場で食べる」「温めて持って帰る」「冷たいものを持って帰る」を選べます。中の詰め物も数種類あります。ローズマリーとチーズが入ってる暖かいものをテイクアウト。ここではソフトクリームを食べました。ソフトクリームの売り場も幾つかあって、迷うのもまた嬉し、でしたよー。
厚沢部は自然教育林やレクの森なんかがあって、とても気持ちの良いところです。道の駅のすぐ隣の「水の環境公園」では、虫や魚やその他沢山の生き物達が、理系カメラ小僧すんちゃんにおいでおいでするのでした。オニヤンマを見つけてカメラを構えるすんちゃん。ポヨは水中の小魚をじっと観察。
なぁんて気持ちの良い休日でしょう。久しぶりに充電出来たぞ。さて、鶏の丸焼きもソフトクリームもオニヤンマも楽しかったけど、ダジャレ好きのらんどくが1番ウケた事はこれでした。
え、わかりませんか?この手指消毒しましょうの看板、一番下を見て下さい。
ジャーン。しょうどく大使サマが宣伝してるんですよー。「しょうどく」大使様が「消毒」を啓発。うーん、らんどくの心(ハート)にストライクです。
北海道はもう秋真っ盛りです。最近の『らんどく絶好調!』は気候的にもそして味覚的にも自分に合ってるからでしょう。栗、サツマイモ、カボチャ、キノコ、サンマ、まだまだあるぞ。実は毎年秋には、糖尿病の値がグーンと上がるんです。
今年こそは、かかりつけ医師のメガネ先生に呆れられませんように。「ほどほどに」「見ない・買わない・買っても食べない」を心がけなくては。(買った時点でもうダメでしょ、と家族の声)
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