函館十字街、モーモータクシーとハコメン

ことばとれきし
坂本龍馬記念館と市電。なぜここに龍馬が?という謎はいずれまた

たいへんだ、知らない間に上橋菜穂子の新刊が出てる。新聞も取らず、本屋にもあまり近寄らずの生活が続くとこういうことになるんだね。シエばあちゃんちで北海道新聞を読んでたら、まさかの新刊案内。「香君」上下2巻。先週蔦屋に寄ったんだけどな、気づかなかったなあ。そんな自分に、けっこうとってもじつはずいぶん、ショックでした。さっそく、買いに行こうっと。

上橋菜穂子さんは作家で文化人類学者。「守り人シリーズ」「獣の奏者」はテレビドラマやアニメになっています。前作の「鹿の王」が本屋大賞をとったので、覚えてる方も多いかも知れませんね。しっかり書いてる、がっつり作り込んでる、なのにヤングアダルトから少しもブレないところ、尊敬しております。

もともと今日は外出の予定がありまして、歴史サークルの会計監査に行かなくてはいけません。例年なら初夏の総会の前に監査して報告するんだけど、今年もやっぱり紙面での総会承認になりそうなので、前倒しで。もう3年も総会で集まってないし、年度末の学習発表会や、秋口の旅行、夏の近場の研修会なんかが全部中止です。催し物が無いサークル活動から足が遠のくのは仕方がないことですが「存亡の危機」というやつになっております。

後ろは函館山。函館ってホント、絵になる街だ

サークルの事務局は、まちセン(地域交流まちづくりセンター)に入ってます。十字街にあるまちセンは、観光客にも人気の場所ですよ。この近くに「モーモータクシー」の事業所があるせいか、人気のタクシーに出会える確率高いです。今日は2台も遭遇できました。モーモータクシーのPRページでは、配車の予約をしても、どの色が来るかはお楽しみとか書いてあります。


ピンクモーモーを見れば恋愛運UP、ゴールドモーモーを見れば金運UPだそうですが、最近は何色なんだか判別出来ないバージョンが増えていて、今日の運勢は微妙な感じですね。

前半分が黒青モーモー、後ろは黒地に茶色?
これは前が金色、後ろも黒地に金?

会計監査も無事に終わり、監査のハンコを押して終了。来週は理事会です。このまちセンは、実は情報の宝庫で、函館近郊の催しものは、ほぼわかります。ほぼ、と書いたのは箱館戦争のモニュメントについて聞いたけど、場所なんかを載せた資料が無かったからです。

まちセンさんが悪いわけじゃないけどね、そういう紙資料が作られてないってだけなので。ネットには地図やモニュメント巡りのスタンプラリーの情報が載ってるんだから、紙資料も作れば良いのにね。観光客さんはそれを見て「こんなのもあるんだ、じゃあ探してみようか」ってことになるのに。そして北斗市の3つのモニュメントまで、たどり着くかもしれないのに。(いつも北斗市の事を考えるらんどく。北斗市民の鑑?)

さてまちセンに貼っていたポスターにこんなのありました。また色々変わった事をやってますね。

ハコメン、だそうです。うーむ。

これはですねー、中空土偶のパワーによって集められた偉人達が函館の偉人観光大使グループを結成、というコンセプトらしいです。左から二人目の金髪さんは、ペリーさんだそうです。斬新だなあ。函館市内のあちこちでこの偉人大使のカードを配布していて、まちセンでも貰えるようなので聞いてみました。ありますよー、あとマンホールカードもどうぞー、と2枚いただきました。おお、これが金モーモーのご利益でしょうか。

このカード、どのくらい認知されてるんだろ

まちセンのスタッフさんはみんな若くて親切。らんどくがいろいろ聞いても、面倒がらずに教えてくれます。聞いた以上のことも「もしお時間があれば、ここにも行ってみたら」とか情報をくれます。こういうところ大事ですよね。

偉人カードは怪しい出来栄えでした。だって土方歳三さんのカードの裏には、大好きだというブリを抱きかかえる図が。こうなったら他の4人のカードの裏も気になるところです。(こうしてあちこちカード探しの旅が始まるわけですね)   ところで土方さんがこんなにもブリが好きだなんて、知ってました? 今はブリというかイナダがたくさんとれるけど、当時の函館ではブリが獲れたのかな。そしてそんなキレイな衣装のまま生魚を抱くのは如何なものかと思いますが。

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