雲量(うんりょう)ゼロ、札幌にはブドウわんさか

ことばとれきし
すんちゃんギャラリー 夕暮れの田んぼを撮影練習

本当に久しぶりの青空です。ずっと出来なかった草むしりも、今年初めてチャレンジした梅の白漬けを干すのも、やっと出来るぞー!

と、言いたい所ですが法務局と研修会があるので、また実家へ出発です。梅干しさん(まだ干されてないけど)済まん、今度こそ登記完了して来るぞ。意気込んで到着した札幌は「見事な青空」でした。雲ひとつ無くって、風もそよそよで全くもって完璧な北海道の夏です。思わず「わーぉ、雲量ゼロだ」と呟いてしまいました。

この時間帯に乗る人はらんどくだけ。
北斗の空は、雲がもくもく。

学生時代の天文サークルでは、観測の時に雲量や風力なんかを記録しました。空を見上げて「雲量3かな、4くらいかな」と呟く先輩方は、なんだかものすごくかっこ良くみえました。太陽黒点、流星(りゅうせい)、掩蔽(えんぺい)、あと何がありましたっけね。観測する時に「雲量ゼロ」は最高の言葉です。雲量ゼロって聞くと、なんでも上手くいくぞーって感じがします。暑さにも負けないぞーってね。

どんなに暑くても、実は今回は「暑さ、どんとこい」のらんどくです。昨日、北斗市のあぐりへい屋でちょっと嬉しい情報を見つけたんです。『アイススタンプラリー2022』ってやつです。

アイススタンプラリー♥️いい響きですよね。参加店で2次元コードを読み込んで、3つスタンプを集めるとプレゼントに応募できます。あぐりへい屋では荷物を詰めるカウンターに貼ってありました。ここのトマトソフトも参加してるんですね。事前に「北海道じゃらん」のサイトで登録が必要だったので、その場では出来ず。家に戻ってから早速登録しときました。札幌でもソフトクリーム食べるぞー。

参加店リストを見ると、道南函館エリアには9店が載ってます。おお、何とそのうち7店は知っておるぞ。徒歩圏内にも有名店があるし、これから3日滞在する札幌実家の近くにもあるらしいし。いっその事コンプリートを目指そうかな。(おいおい、と家族全員が止める声が聞こえる)

札幌1日目。弟ハロくんと法務局へ、そのあと札幌市 南部市税事務所で固定資産税の相談です。ちょっと一休みで、真駒内本町のソフトクリーム屋さんへ行ってみました。スタンプラリーの参加店です。

なんだか可愛いんですけどー
ハロくんブルーベリー、らんどくイチゴ

スープカレーの有名店「奥芝商店 真栄荘」のすぐお隣です。冷凍した果物を練りこんだフルーツソフトの専門店で、ミルクベースとヨーグルトベースがありました。お疲れ気味の胃袋に、ヨーグルトの酸味が優しいのでした。そしてお店の横には、何と「ブドウの木」が!かなり大きな房が歩道のすぐ横に成ってます。無防備です。

札幌のまちなかで立派なブドウ

お店の大家さんが趣味で植えてるんだって。札幌はワインの産地余市からも近いし、ブドウが成ったって不思議じゃないのかもしれない。それでもちょっと驚きです。でもこの日、ブドウとの遭遇はまだ続くのでした。

お昼には、冷たいうどんが食べたい気持ちだったので、スマホの地図で近場の店にたどり着きました。なんと3階建てのお店の2階と3階が植物で覆われていて、そしてそれもブドウでしたのよ。もしかしたら札幌のお庭でブドウって、普通なんですかー?

立派なブドウ棚です。これすごいよね。
売るほどあるぞ

上の写真、アップにしてみてくださいねー、凄い量です。そしてここも房が大きいです。「あかねうどん」のご主人の実家がブドウ農家さんだそうで、お父さんがブドウ棚のお世話に来てくれるそうです。秋にはこのブドウがお店でデザートに出るんだって!9月の中過ぎですよ~って優しそうな奥さんが教えてくれました。

ロールキャベツのクオリティ高し!

小さいお店だったけど、自分のとこで手打ちしてるうどんは、ちょうど出汁に絡む太さと切り方。うどん定食のおかずはなんとトマトベースのロールキャベツ。サラダには黄色ズッキーニ、うどんに乗ってる青物は、畑で摘んだシャキシャキ春菊。そして680円。これは良い店をみつけたぞー。「あかねうどん」さん、開店は11時半から13時半という短さです。

この辺りには何軒もうどん屋さんがあるけど、弟ハロ君は迷わず「あかねうどんにしましょう」 知らないお店らしいけどネットの写真では”いかにも手打ち風”で、良さそうでした。ハロ曰く「今ねー、ジャンプで連載している『あかね噺』ってのがおもしろくてねー」 なるほど、そういう縁というか、第六感ってあるよね。

冷やしたぬきうどんを待ちながら、落語に関連した本の話をしました。こういうところ、読書好きの姉弟のいつものやりとりです。らんどくのおススメは『こっちへお入り』(平 安寿子、祥伝社)、ハロくんには『ハナシがちがう』(田中啓文、集英社)を教えてもらいました。実のところ、エッセイの中で抜群に面白いなあと思っているものも、落語絡みです。立川談春『赤めだか』(扶桑社)。

立川談志師匠に魅せられ、高校を中退して入門。弟弟子(おとうとでし)には立川志らくさんなどがおります。ひとつの道を究めようとする人の伝記やエッセイは総じて興味深いけど、この「赤めだか」は文章も上手いです。あんまりにもオススメなので、どこでも誰にでも宣伝してしまいます。勝手に。(2015年にドラマ化)

日本の古典芸能・落語。なんだか落ち着きますよ。昨日テレビで「笑点」を見てたら、すんちゃんが「らんどくちゃん、笑点好きなの?」と聞いてきた。うーん、大好きというわけじゃないし、大爆笑もしないけど、ついてたらみちゃいますよね。歌丸さんと小圓遊さんの「罵倒合戦」あたりは家族で楽しみにしてました。

落語、歌舞伎やお能、狂言など、そんなに詳しくないけど、詳しくなりたいなあと思う世界がまだまだたくさんあります。百歳まで寿命があるとしてあと40年、いろいろ浸ってみたいです。

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