塩辛のポーズ!?(はこだて賛歌で)

あれこれ
御衣黄桜(ギョイコウザクラ)花色が黄緑色の希少種

運転中はFMラジオを聴いてます。だいたいは函館の地域コミュニティラジオ局「FMいるか」に合わせています。地域の話題が満載で役に立つというか、なるほどなるほどという事が多いですからね。

お昼休みが終わる頃に体操のコーナーがあります。昼の12時50分過ぎくらいに「はこだて賛歌で若返り体操の時間です」と入ります。『はこだて賛歌』というのは函館市の歌で、クラッシックぽいのにノリが良くて歌詞も素敵な曲です。市民への浸透度がとっても高くて、6年ほど函館市民だったらんどくも、3番までフルコーラスで歌えます。(なのに、現在住んでる北斗市の歌はわかりません)

はこだて賛歌

誰かに住む街 聞かれたら

はい 函館と答えます

明るく胸はり 答えます

親子みんなで住み着いて 命かけたい海の街

そんな街です そんな街です はこだて

作詞前川和吉 作曲廣瀬量平
はこだて賛歌

そのはこだて賛歌に合わせて若返り体操をするというコーナーだけど、はじめて聴いた時からずーっと「それラジオじゃ無理じゃないかなぁ」と思ってきたんです。1度も見たことがない、経験が無いものを、口頭の説明だけでやってみろって乱暴すぎだなあと。「手をぐるぐる回して〜」「ももをあげて」を聴いて、ぐるぐるってどうやって〜?と思います。「もも」って桃じゃないよねーとか思ってぶつぶつ言ってます。

そして極めつけは「手で函館山を作って、塩辛のポーズ〜」!!塩辛のポーズって、塩辛のポーズって、どんなー?

函館山ってこんな感じ

函館山は、別名・臥牛山(がぎゅうざん)とも呼ばれる山で、牛が臥せる形に見えなくもありません。山頂にロープウェイの建物や電波塔(?)があります。実は学生時代のサークルのコンパで、すんちゃんが「函館山をやりまーす!」とやおら横たわり、片手をヒラヒラさせて山頂部を再現した事があります。飲み会の一発芸ですね。おお、正に函館山だと感動したものです。証拠写真も残っています。

ラジオで流れる「はこだて賛歌で若返り体操」の”函館山を作って、塩辛のポーズ〜”では、どこまで忠実な函館山の形の表現が求められるのでしょうか?すんちゃんの様に横たわる?そして、塩辛のポーズはどうする?

ところではこだて賛歌の他に、函館には「いか踊り」というメジャーな盆踊り(?)曲があります。「いか踊り実行委員会」(有志)が考案して、みなと祭りのパレードでも踊られるようになりました。私も次男ピカが小学生の時に「自由参加の部」に二人で出て、踊りながらずーっと練り歩きました。かなりハード、そしてものすごく楽しい踊りです。イントロが流れるとソワソワします。(ちょっと昔のピンポンパン体操の「ズンズンズンズンズンズンズン、ピンポンパンポーン」に似たノリだと、思うのはらんどくだけかなー?)

その「いか踊り」音頭のなかに”イカ刺し・塩辛・イカソーメン・もひとつおまけにイカポッポ〜”という歌詞があります。もしかしたら「はこだて賛歌で若返り体操」の”塩辛のポーズ”は「いか踊り」の”塩辛のポーズ"からとったものですかね?市民なら誰もが知ってる2つの歌(と踊り)をコラボさせてるのかもしれません。函館市民は「塩辛のポーズ」と聞くと、曲がイカ踊りじゃなくても、そのポーズをするのかもしれません。

「はこだて賛歌で若返り体操」の2番には”イカポッポのポーズ”が出てきます。それじゃあ3番は”イカソーメンのポーズ”かと思いきや、意表をついて”新幹線のポーズ”で終わりました。(新幹線の駅は、函館とはぜんぜん関係ない北斗市にあるんんだよーと思うけど、大きい声では言わない)

体操の振り付けの謎を解くのに、函館市のWebサイトを確認しました。歌詞と振り付けのイラスト入りの資料があって、ありがたい事にデータの利用・改変等を自由にできるようです。出典を表示する必要はあっても、こういう自由は嬉しいもんです。

函館市のHPより 「はこだて賛歌de若返り体操」
「塩からのポーズ」に赤ライン

「はこだて賛歌de若返り体操」って「で」の部分だけアルファベット表記なんですね。このイラストには「函館山を作って~」とは書いていませんね、FMイルカのではそう言ってるけど、函館で山といったら函館山ですからね、まあいいかな。

春になってあちこちで新入社員の研修が始まりまして、テレビのニュースでもいくつかの会社の研修の様子が紹介されていました。その中で「口頭の説明だけで、初めての作業を行う」というのがありました。気持ちの良いキャンプ場で、グループで協力してテントを立てたりする、というものです。先輩が「紐を引っ張って、倒れないように・・・」とか言うんだけど、それだけでテントは無謀。アウトドアな一家のお子さんなら出来るかもしれない。でも初心者にはきっと無理。「テントってきっとこんな風なんだろうなあ」という感じはあるけど、見事に迷走していました。「このロープってどのくらいまで引っ張るの?」とか皆さん、惑っておりました。

そう、見たことない物、したことない事を聞いただけで再現するのって難しいんですよね。らんどくだって、まさか”新幹線のポーズ”があんなだとは・・・気になる人は函館市のWebサイトをご覧ください。

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