北斗市大郷寺のイチョウ。今年も見事にまっ黄色です。樹齢200年を超えているそうです。どれくらい大きいかは、向こうからくる車との大きさを比べるとよくわかりますね。
この大イチョウの下を歩くと、シャクシャクッと何かを踏み潰すのがわかります。たくさんの銀杏が落ちていて、踏まれ放題というか、数が多すぎて避けられません。これを拾って中のものを乾かすか炒るかすると、茶わん蒸しに入れたりする緑色のギンナンになるんですね。
ところで、銀杏は臭いと一般に言われていますが、私はあんまりイチョウの実が臭いという印象がありません。北海道は涼しいので、下に落ちても腐らないからだと聞いたことがあります。
さて、シエばあちゃんの家では、使い終わったカレンダーをメモ帳代わりにしています。ハサミでA4サイズの半分の半分くらいに切ったのが沢山置いてあります。
以前からもの忘れがあったので、自分で工夫しているんですね。太いマジックで予定や大事なことを書いて、いつも座っている居間のテーブルの上に、テープで貼っています。
昨日、夕方のカセンの散歩に行ってみると「シャンプーを買って来てもらう」と書いたのが貼ってありました。
近所のコンビニまでは一人で歩いて行って、とろろそばだのカセンのオヤツだのを買ってこられますが、シャンプーは無理なようです。
普段あまり買わないものだからでしょうか。どれを選んでいいのかわからないし、わかるための小さな努力もできないようです。それでも「自分ができないということがわかる」のはすごいことです。えらいえらい。
「どんなのがいいの?リンスも買う?」「何でもいい」「ふわふわとしっとりとどっちが良いの?」「・・・それも何でもいい」
シャンプーにリンスが入っているタイプて、髪をしっとりさせるのを選ぶことにしました。
そういえば『ちゃん、りん、しゃん』というフレーズかありましたね。「ちゃんと、リンスしてくれる、シャンプー」のコマーシャルでした。リンス・イン・シャンプー、あれはまだ売っているのかな。
そう考えたところで、まてよ、あのシャンプーは何ていう名前だったっけ?
ちゃんりんしゃん、ばかりが印象に残って、商品名がわかりません。家に戻ってすんちゃんと一緒に頭をひねったけど、出てきません。ネットで調べてようやく判明しました。
そうです、こんなのでした。
そういえば「芸能人は歯が命!」というコマーシャルもありましたね。コマーシャルに出てくる芸能人は、白い歯をキラリン☆彡とさせていて美しかったのですが、これも商品名が思い出せないもののひとつです。
ついでなんで載せてみました。けっこうお高いものだったんですね。
万人に覚えてもらうための、強烈なキャッチフレーズ。これは良いと思いますよ。それでも商品名と結びつかないなら、その効果は半減どころかマイナスかもしれません。
そうなると、一番効果的なのは商品名の連呼でしょうか。なんだか先日の選挙を思いだしますね。とりあえずの名前連呼。
私もすんちゃんも、最近は年相応になかなか言葉がでてこなくなりました。ただでさえ商品名が頭に入っていないのに、これにもの忘れがプラスされると、ほとんど漫才になります。
ついこのあいだも、冷凍庫にあった「あれ」の話をしていて、とんでもない会話になりました。すんちゃんが「あれ、まだ残っていたっけ?ぐにょぐにょした、赤いやつ」。私は実はここですぐに何の事かわかりました。わかったんですが、固有名詞がでてきません。「ああ、あれね。あのぐにゅぐにゅしたやつ、まだあるよ、食べる?」「ネギ入れるやつだよ」「そうそうネギね」
ここでお互いに違う物を想像しているのだったら、お笑いのネタにでもなるんですが、まったく同じものなんですもん、ただのボケですね。
夫婦ふたりして身振りで伝えようとじたばたしていると、一緒に晩御飯を食べていたポヨが「ネギトロのこと?」とポツリ。そうです!それです、ネギトロ!!
ああ、疲れた。
ところで先ほど「芸能人は歯が命」の話題を出したけど、「メディアに顔をさらす仕事をしている者として」いちばん大事なのって何なのでしょうか。だいぶ前になりますが、トーク番組で「無人島に一つだけ持っていくとしたら」と聞かれた女優さんが、「眉墨(まゆずみ・アイブローのこと)だわね」と即答、他の出演者もそうそうと大きくうなづいているのを見たことがあります。
「他の化粧をしていなくても、眉毛だけを描くとそれだけできちんとメイクしているように見える」「眉毛を描いていない顔は絶対に見せたくない」と言っていました。まだ化粧をしていなかったっ頃の私は「なぜ眉毛?」と不思議に思ったものです。
あれから何十年もたって、眉毛の流行もいろいろ変わりました。太いのが流行ったり、ナチュラルなのがいいとされたり。その女優さんはいまだに綺麗な眉毛のまま活躍しています。テレビで見るたびに(あの眉毛がなかったら、どんな顔なんだろう)と思ってしまいます。
次男ピカに秋の味覚を送るのに、かぼちゃをいろいろ買ってきました。一人暮らしの彼に大きいカボチャは迷惑なので、いつも小さいサイズを送ります。いちばん右はひょうたん型の”バターナッツ”。あとの4つは”坊ちゃん”が二つ、”栗坊”が一つ。もうひとつは名前がわかりません。緑色のかぼちゃはみんな10センチくらい。勢ぞろいすると可愛いもんですね。
コメント
私は、温泉地のホテルでどうしても思い出せなかったので、
「出前」と言いましが、夫が笑いながら
「ルームサービスでしょう!」とわかってくれました。
こんにちは、みぷぱぴさん。
じつは今は真夜中ですが、つい、声を出して笑ってしまいました😊
うんうん、だいたい同じですもんね、「出前」と「ルームサービス」