このブログを始める時に、師匠すんちゃんから「とりあえず3ヶ月間、毎日2千文字」と指針を与えられました。ずっとブログを続けている人はそれが出来てるそうで、がんばれ踏ん張れらんどくちゃんとか言われたのです。2千文字、原稿用紙5枚です。
実は楽勝と思ってたんです。本にまみれた生活してたわけですから、私が毎日何万字読んでると思ってるのアナタ、そんな感じでした。ところが読むと書くとは大違い。うんうん苦しみながら半年以上過ぎました。もちろん毎日なんて書けてません。いただいたコメントに助けられてるのももちろんですが、この頃のささやかな喜びはソフトウェアさんからの応援です。
このブログを書くときにはWordPressというソフトウェアを使っています。説明によれば「PHPというプログラミング言語で作られているCMS（コンテンツマネジメントシステム）の一種で、ブログやWebサイトを作る事ができる」のだそうですねー、わからんです。ノートパソコンでも、スマホのWordPressアプリでも記事を書くことができます。
スマホでは只ひたすら書くだけだったのですが、ふと気付くと画面に何やらいろんなボタンがあるじゃないですか。初心者ですみません、でもほんとに知らなかったんです。「通知」ボタンも「投稿」ボタンも。ある日、右下で自己主張している「通知ボタン」が。？何だろこれ？ポチっとな。『おめでとうございます！』
え？『おめでとうございます！ご自身のサイト 本と飯と虫 ときどき星 が全期間の表示数10000回を達成されました』すごい、褒められてる。おめでたいと言われている。何だか気持ちいいー。子どもは褒めて伸ばしましょうとか言われるけど、大人だっておばさんだって褒めると伸びるよ。木にも登るよ。相手は機械さんだとはわかっていても、いくらでも登るよー。
そして昨日の通知は『３日間連続で 本と飯と虫 ときどき星に投稿しました。その調子です』。その調子ときたか、参ったなあ。これ５日続けたら、１週間連続で書いたら何て言ってくれるのかな、そう思っちゃいます。わりと普段から褒められ慣れてるらんどくですら、イチコロです。機械に手玉に取られてるのかもしれません。
機械に恋したり、友達になったりする小説も漫画もたくさんありますね。真っ先に思い出すのはアシモフの「われはロボット」です。1950年の作品なので今ではかなり古典になりました。それでも有名な「ロボット三原則」を軸にした短編集は何度も読みたい作品です。
ところでロボットの写真を撮りたくて、あちこち探しているときに長男ポヨが「ほらほらこれは？」とメカゴジラ人形を出してきました。結婚した時のお祝いに頂いたもので、結構大きいものです。「これはロボットじゃない、武器！」と言ったものの、じゃロボットとメカゴジラ・メカキングギドラの差は何だろう。やっぱり『ロボット三原則の1、ロボットは人間に危害を加えてはならない』を遵守してるかどうかかな。
人類の敵ではない正義のロボット。そしてそれを「操縦」するのは子供。らんどくが小さい頃に見たテレビはそんな設定ばかりでした。鉄人２８号もジャイアントロボも、そして操縦はしないけれど、子供が呼び出すマグマ大使も。当時はビデオもなかったのに、私はとても小さかったのに、細かい設定まで覚えています。特にジャイアントロボは、主人公の男の子が大人と一緒に戦っているのが新鮮でした。新鮮という言葉を知っていたかは疑問ですが。なんといってもらんどく6歳のみぎりでした。
ジャイアントロボでは腕時計型の操縦機械に、大作くんが声で命令します。その時に「がんばれ」とか「負けるな」とか今思えば根性論としか言えない指示をだしたりします。ロボはどう思っていたんでしょう、「自分でやってみい」とかだったりして。
このごろは音声でいろんな事を知らせてくれる家電が増えました。（これもロボットとしてカウントしていいんだろうか。人間を攻撃してこないからいいとしよう。）洗濯機は「もうすぐ洗い終わります」と知らせてくれます。「給水タンクの水が少なくなった」と冷蔵庫が、「設定温度は24度です」とストーブまでもが教えてくれます。みんな親切だなあ。でももう一歩すすんで「褒めて」くれるといいなあと思うけど。たとえば「今回は汚れ物が少なかったですね、気をつけたのかな、エライ」「今回は泥んこ汚れがありました。たくさん遊んだ証拠ですね、エライ」どんな状況でもとりあえず褒めてくれる洗濯機。心に余裕のある時にはうれしく聞けそう。
このごろのカーナビは走り始めてから2時間たつと教えてくれるけど、さらにそこで安全運転をほめてくれると嬉しいなあ。危ないときは窘めてくれるとか。そういえば以前の職場で使っていた車に付いていた古いカーナビは、音声は出ないんだけどお姉さんがセリフを言ってるイラストが出ました。「ところでうどんとそばとどっちが好きですか。ちなみに私はうどん派です」これ、ほんとの話です。どっと脱力するので安全運転できそうです。
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コメント
こんにちはらんどくさん。機械に応援されて嬉しい気持ち分かります。かくいう私もつい先日Pepper君に振り向かれ見つめられて恋に落ちかけましたから(^^ゞ機械の邪気のなさが嬉しい！『われはロボット』私は去年初めて読みました。ノスタルジックだけど古さは感じなくてとても面白かったです。今は今方丈貴恵薯の『時空旅行者の砂時計』を読んでる真っ最中。好み過ぎて読み終わるのが惜しくてちびちび読んでます。
10,000回達成おめでとうございます㊗️
らんどくさんの文章がとても心地良くて、楽しみにしています！
もしかして、こういったコメント欄もそのうちに
「コメント数が10,000個になりました」
と褒めて貰えるときが来たら、お役に立ってることになるかしらね。
ナツメグさん、いつもありがとうございます。
ペッパーくんと見つめあう美女（だということにしておこう）が目に浮かぶようです。
「時空旅行者の砂時計」。タイトルからして面白そうですね。ドキドキしますね。
みぷぱぴさん、こんにちは。「みぷ」に「ぱぴ」が付いてるんですね。いい名前ですね((´∀｀*))
コメントも1万回って、夢のようですね。すてき。