風よ吹け吹け 嵐よほえろ

めし

空の様子が不穏になってきました。風も強くなってきた。

東北では避難されている方もいると、今さっきニュースでやっていました。  台風の直撃はないものの、我が家のあたりもこのあと大雨になりそうです。

「台風コロッケ」って言葉を知ったのは、もう何年も前の台風シーズンです。都会で暮らしている次男ピカに、地元のジャガイモ・かぼちゃ・玉ねぎのセットを送ると「せっかくだからコロッケを作ってみました」と写真付きのメールが来ました。

横からメールをのぞきこんだ長男ポヨが「これがホントの”台風コロッケ”だ」と大うけして、その由来(?)を教えてくれました。おりしも日本列島を台風が直撃していた時で、大風に揺れる家のなかで、ポヨに教えを乞いながら、ネット社会に暮らす若い人達にはそれなりの文化があるんだなあと考えていました。

  台風コロッケ=台風が接近・上陸している際にコロッケを買って食べるという日本の風習  (Wikipedia)

すごいでしょう、これ。「日本の風習」ですって。

知らないあいだに、コロッケを食べるという「風習」が生まれて、目にみえない伝達方式でどんどん広まっていく。私なんかが思いもしなかったネットでの情報拡散がもう普通になっていて、そしてその担い手たちはそれがすごいことだとも思っていないなんて。

たしかに面白い。でもそもそも「風習」ってこういう現象にも使うんだっけ?

そんなことをぼんやり考えてるうちに、さらにさらに風が強くなってきました。

掃き出し窓のすぐ外に置いてある植木鉢用の棚がとんじゃいそう。とりあえず飾ってある雑多な小物だけでも、おうちに避難しましょう。すんちゃんによると、大事なコレクションらしいです。

すんちゃんのコレクション。たぶん化石。アンモナイトとか
本物の木の上にゴム製のとかげ。何年も野ざらしでかわいそう。
自宅の建材、ドイツ製の石は化石の宝庫。

写真を入れられるようになったし、キャプションの存在も今日発見した。このあとは写真を横に並べたいなあ。

コメント

  1. 火星ぱんだ より:

    台風コロッケ!
    そんな風習(?)があるのですね。知らなかった~。
    暴風雨に軋む窓音をBGMにコロッケにかぶりつくのも、うん、風流かもしれない。笑

    • 火星パンダさん、よろしくおねがいします。
      停電で調理できなかったり、冷蔵庫で保管できなかったりと考ええると、
      炭水化物と(じゃがいもの)ビタミンたっぷりのコロッケは、ベストチョイスですよね。
      おにぎりとかより日持ちもしそうだし。

      これに勝るのはピザパン?コロッケパン? → 結局 コロッケ