日本一古い観覧車は函館公園にあります

あれこれ
こんな立体カードを貰ったらうれしくなります

歴史関連のサークルの集まりに出席するために、函館市立博物館へ出かけました。例年通りならまだまだ肌寒くて、桜の開花宣言まで10日もある時季なんだけど今年は早い。総会当日はもう満開。うわぁ、ものすごいなあ、モコモコだ。

屋根の上に誰かいる?

博物館の隣の建物の屋根に、何か(誰か?)がいます。カラスじゃないよね。工事してる人?もしかして猿とかその類いかな?

何かが乗っかってる赤い瓦屋根の建物は旧市立函館図書館の本館です。正面側に周って見ると、屋根の上に「唐獅子」みたいなのが踏ん張ってました。多分魔除けなんでしょうね、狛犬やシーサー的な。小さい像が屋根の上で頑張ってて可愛いいなあ。

旧図書館の正面。屋根の上に注目!
遠吠えとかしそう。青空に映えるなあ。

らんどくが図書館司書の資格をとっていたころ、ここはまだ現役の図書館でした。もう30年近く前の事です。図書館実習で数週間、北斗市から通いました。自宅からは大分遠いけど「図書館のお姉さん」は子どもの頃からの夢だったから、毎日幸せでしたよ。でも、こんな狛犬みたいなのが屋根の上に居たとは思わなんだ。

今は立ち入り禁止のこの旧図書館は、昭和初期に建てられたものです。二階にある閲覧室まで、ギシギシ言う木の階段をゆっくり昇って行くのが好きでした。二階のロビーにある古いソファに常連のおじいさんが寝ころんでたりして、由緒ある建物が、地域の方の生活の中に溶け込んでいるのがいいなぁと思っていました。

博物館や旧函館図書館がある函館公園は、明治時代になんと市民によって造営されたのだそうです。「ミニ動物園」や「こどもの国」という施設もあって、ちょっとレトロな感じの場所なんです。

駐車場に近い出入口から博物館を目指すには、ニワトリ達やらウサギやらの動物園をぬけて、小さい子どもにも安全な遊園地を通ります。遊園地の小さな観覧車はなんと、日本一古い観覧車なんですって!

小さな観覧車。箱は7つだけ
これが証拠である

博物館での会合のあと、歴史サークルの事務局をされてるN先生から、次の日のワークショップのお誘いがありました。五稜郭公園の隣にある函館市中央図書館での、これからの図書館在り方を考える4回シリーズの催しです。連日で新旧図書館と桜の名所に行く事になりました。

五稜郭公園の桜もモコモコモコでありました。館長さんによると前日に満開だったそうです。何だか例年よりも桜のモコ加減というか、勢いが強い気がしますね。ウソ(鳥です)が花芽を啄む被害が少なかったのかな。何にしても目出度いことです。

函館市中央図書館の敷地内にも桜が植えられてます。珍しい萌黄色の「御衣黄(ギョイコウ)」もありますよ。正面玄関の右手、自転車置き場あたりです。

「貴族が良く着る色」に近いから御衣黄

どこの桜も良いですけどね、北斗市の桜も負けてませんよ。毎年、桜の景勝地4ヶ所をライトアップするイベントがあります。夜桜ですね。『北斗桜回廊』といって、今年は5/7まで行われます。

もしかしたら「風情」という面では、家の近所の大野川沿いの桜回廊ライトアップが1番かなあと思います。人がそんなに多くないし、下からの照明は上品だし。何より桜そのものに提灯なんかが取り付けられてませんしね。

桜のトンネル。下の小さいのが人間
せせらぎ温泉裏の川沿い。穴場です

写真は昨年の桜回廊のものです。満開の夜桜の下、今年もこの季節だねーなんて話ながら家族と歩くのもいいですよ。そういえば昨年は、カメラを買ったばかりだったすんちゃんが、にわかカメラ小僧に変身したっけ。そういうらんどくも、スマホで色々撮りました。ね、結構上手でしょ?被写体が良いので、誰が撮っても綺麗に見えます。

北斗市公民館裏の駐車場に停めると、大野川沿い桜並木はすぐ横です。桜のトンネルの下をずーっと歩いて、大野川の橋を渡ると「法亀寺のしだれ桜が」見えます。らんどくでも歩けるくらい近いですよ。コンパクトで住みやすい所です。

ぜひ1度足を運んで下さいね。と、「勝手に北斗市を宣伝する会」(会員1人)のらんどく会長は胸を張ります。えっへんです。

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コメント

  1. すとらと より:

    今年は桜が早いですねー♪私が住んでいる辺りもこのところピンクに色づいてます。モコモコというよりまだふんわり。そちらより一週間くらい遅いのかな? 日本最古の観覧車は二人乗りなんですね。「この方向を観覧してもらうぞ」って強い意志を感じます。風が吹いたらちょっとスリルがありそうですね。