だって『神保町』だから!

ほん

(東京までの新幹線。となりのお姉さんはおりこうな猫と一緒。ときどき小さな声でにゃおんと鳴きます)

読書アドバイザーの資格をとるための東京通いが始まりました。春までに3泊4日が4回です。

何よりも会場が神田神保町!本好きの聖地神保町!!密かに舞い上がっております。東京で暮らしていた次男ピカに「神保町って行ったことある?」と聞くと、カレーを食べに行ったとの事。なるほど調べると神保町界隈は何故かカレー屋さん激戦区なのでした。

どこもレトロなお店でした

JPIC(一般法人出版文化産業振興財団)が行ってる読書アドバイザー養成講座は毎年大人気だそうです。応募者多数の場合は抽選と書いてありました。実は昨年度はこの抽選にもれてしまって、1年間待っておりました。

同じ団体が各地で開いている「読み聞かせサポーター養成講座」という1日だけの催しは、ほぼおばちゃんばかりでした。それぞれの地域で読み聞かせをしている元気なおばちゃんが大集合なのです。

なのでちょっと費用的にはハードル高いけど、こちらも同じような感じかなあと思ってたんですけどね、100人の定員のうち3割ほどが男の人。出版社、編集の人、取次関係など本の仕事に携わってる人達でした。隣の席のお姉さんは東京の公立図書館司書さんで、後ろの人はなーんと「ブックサンタ」さんでした。

会場の日本出版クラブビルには吹き抜けの出版物

土曜の朝から日曜の夕方までぶっ続けで講座。それぞれの世界で活躍している方々の言葉は、当然ながら興味深いものでした。non-noやViViの編集長をされていた方、街の本屋さんのあとつぎの方、印刷関係の方、流通業界の方、そして『ひとり出版社』の方。

ひとり出版社。あまり聞かないですよね。本を出版する全ての行程を、ひとりで行う出版社の事です。誰のどんな本を出したいかから始まって、作家さんと話して、装丁やらデザインやらを決めて、もちろん営業も配達もひとりです。

へえー、これはすごい。本好きには究極の職種かも知れません。夏葉社の島田潤一郎さんはこの道の草分け的な存在だそうですが、穏やかで素敵な方でした。今回の講師の方は皆「キレイ事」ばかりではない、実際の話をしてくれましたが、夏葉社さんもかなり細かい「儲け」の話もしてくれました。

古本屋街のあちこちにこんな看板

ホテルまで帰る道すがらに沢山の古本屋さん。ふらふらとあちこち寄り道しました。

海外からの観光客もいっぱい
何だか古書店が似合うおじさん

無事に初回が終わって、あとはレポートを提出しなくちゃです。何だか学生時代に戻ったみたいだなあ。

今回のお昼ごはんは、会場近くのパン屋さんで調達しました。

こ、これは!

何とラピュタパンですね。パン屋さんの説明板には『あの有名アニメに出てきたパン』と書いてありました。黄身が柔らかすぎて、あちこち垂れて大変でした。

次回は11月。「読書推進」「図書館」「イベント」など、どちらかといえば社会教育系の話かなあ。楽しみだなあ。

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コメント

  1. ナツメグ より:

    ハッピーハロウィン! らんどくさん、本と本のお話に囲まれて楽しそう(^^♪ 神保町はカレー激戦区でもあるんですね。看板の焼リンゴに目が釘付けになってしまう(*^-^*) 

  2. zihisyuppann より:

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