まだまだ夏なのでしょうが、でも秋は確実に近づいて来ているようです。
だって、木の実や果実が生りはじめてますもん。本当に「いつのまにっ」って感じです。
すんちゃんの実家(つまりカセンのおうち)のブドウ棚にも、カセンと毎日通るお散歩コースの栗の木にも、クルミの木にもちゃーんと秋が来ています。これからしばらくは、実が大きくなるのを楽しみに毎日歩けます。
ブドウはもうけっこう大きくなってます。
よそんちの栗ですが、毎年気になってます。
クルミの木はものすごく大きくて近寄りがたいのです。
毎日のお散歩コースは見るものがたくさんあって、同じペースで歩いているつもりでも、私はいつの間にかすんちゃんとカセンから大きく遅れてしまいます。おりこうなカセンは、チラッとこっちを振り返っては、時々立ち止まって待っていてくれます。
今朝のような雨の日でもすんちゃんはスタスタ、カセンも負けじとテトテト。そのうちカセンがテッテケテーと前に出ると、すんちゃんも大人気なくずんずんずん。そんな競歩選手のような抜きつ抜かれつを繰り返して、とうとうふたりとも(おじさんひとりと、おばさん犬いっぴき)小走りになってしまいました。
すんちゃんの右手には雨傘、左手にはカセンの引き綱とお散歩用バッグがあって(ビニール袋とティッシュ入り)、確かに歩き難かったのですが、それでもどうしてそんな事になったのやら。
荷物を持ち替えようとした手から、カセンの引き綱が落ちました。元気に歩くカセンは綱の先を誰も持っていないことに気づきません。赤い綱を引きずったまま、ほとんど駆け足です。
カセンが独走状態になってしまう!!
すんちゃんは走りながらも、かがんで綱を拾おうとしてよろけて、傘とバッグをもったまま道沿いの畑に転がりました。そして一本しかない大事な傘を壊しました。そしてそしてカセンは・・・・
カセンはですねえ、道の先にあるいつものお気に入りの場所で、オシッコをしておりました。
「綱を踏めばいいのはわかってたんだけど、それだとほら、カセンの首が苦しいから」と名誉の負傷をしたすんちゃんは、優しいことを言っておりました。
私もすんちゃんも今年は還暦です。いつまでも気持ちは若いけど、いざというときの踏ん張りがききません。大きな怪我をしなくて良かった。少しでも体を動かして、筋肉をおとさないようにしなくちゃ。
カセンの散歩にかこつけて、自分たちも健康になるぞお。
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