ギラギラ太陽、海辺のスイカ割り、キャンプにバーベキューの好きな皆さん、ごめんなさい。北海道にも夏がやってきてしまいましたが、私らんどく、全然嬉しくありません。
天気予報で見る他の地域の猛暑に比べたら大したことないんでしょう。でも「冬大好き・夏は来なくていい」らんどくにとっては、非常につらい季節です。白柴カセンもヘタリ気味。
いつものお散歩コースをのろのろと進むカセン。うんうん、らんどくも同感。出来ればお散歩は太陽が沈んでからにしたいよねー。
気温が高くて、そして湿度も高いと、どうも呼吸がうまく出来ません。深く吸えないんですね。夏に弱い人はみんなこんな風なのかな。皆さん、どうしているんでしょ。らんどくは陸に打ち上げられたトド状態。息浅くハアハアしながら蹲ってます。(いや、トドは哺乳類だから、陸上でも大丈夫か)
毎年、夏が始まる6月あたりから、朝起きるのが辛くなります。多量の寝汗をかくからか、目覚めた時にはすでに頭痛が始まってます。非常に苦しい日々が過ぎて、ようやく暑さに身体と精神が慣れた頃に夏が終わります。もう何十年もこんな感じですもん、早く秋にならないかなー。
せめて夏の美味しいものの事でも考えよう。アイスか?カキ氷行くか?いや、食べるために炎天下、出かけるのは愚かだ。この辺には美味しいソフトクリームが色々あるんだけどね。高島屋珈琲のコーヒーソフト(モカ味)、あぐりへい屋のトマトソフト、鈴木牧場のバニラソフト。絶品の誉れ高いトラピストのソフトクリーム。ちょっと足を伸ばせば大沼の山川牧場もあるのよ。
先日、調べ物をしに頑張って鹿部まで行きました。北斗市大野地区から鹿部間欠泉までの中間に、うまい具合にこの人気店があります。ついつい一休みしちゃいました。
アイスは何とか食べられるけど、この時期は食欲もわきませんね。夏こそ焼肉!とかウナギ!とか、無理無理。せいぜい梅干しを混ぜ込んだオニギリかな。
あまり塩辛くなくて、汁気がたっぷりで、色もそんなに着いてない梅干しが食べたいなあ。ハチミツ入りだとかそんな余計な味も、夏バテのらんどくの胃にはキツイです。塩だけの優しい梅、どこかにないかなー、見つけられないなら漬けるかぁ?
という感じで、昨年の夏に白梅漬けを漬けてみました。憧れの「梅仕事」というやつです。紫蘇を入れなくても、ほんのり自然の紅色になります。完熟梅を冷凍庫で凍らせて、塩で漬けて、梅酢が上がったら2〜3日干して、はい、出来上がり。うそーっと言うくらい簡単です。昨年の分を食べきったので、今年も1キロ漬けました。
梅を冷凍庫で凍らせると、皮が薄いやわやわな梅干になります。梅酢を少し戻し入れて容器2つに保存。小さい瓶に梅酢もできました。満足、満足。
暑くてご飯は作れないのに、梅は漬けられるのね、とは言うなかれ。最近発見したんだけど、この梅酢は夏バテにとても効果ありなのです。
濃いめに作った麦茶とか冷ほうじ茶とかを飲む時に、この梅酢を小匙にひとつ加えると、ほんの少しだけ「しょっぱくて酢っぱく」なります。そしてね、なーんと身体がググっと元気になります。速攻です。クエン酸すごいわー。
同じクエン酸でもレモンの爽やかな酸味のように、わー目が覚めるー!という感じではないけど、優しく胃や目の奥にしみていく感じ。崩した梅干しに、おかかとお醤油をまぜまぜして、熱い番茶を注ぐ『梅干し番茶』のようなものです。
今日も昼ごはんはあまり食べたくない。でも晩には梅干しとシャケと卵味噌でなんとか行けそう。大量のキャベツとキュウリで早朝に浅漬けを作ってあるし、冷ほうじ茶もある。大丈夫だ。こういう時は、しみじみ思います、日本に住んでて良かったなあ。和食万歳。
食べられないといいながら、先日鹿部の道の駅で食べた『プレミアムたらこ定食』を思い出してます。たらこも美味しいけど、魚の煮付けの出来の良さと言ったらもう。どデカくて味つけが濃い目。どんぶり飯なのに全部食べたんだっけ。
よぉし、元気出してまた美味しいもの食べに行こ。
ところで、他の国では暑くて食欲ないときは何を食べるんだろう。そして風邪ひきさんの時は何を?日本の北海道以外の他の地方ではどんなものを?興味は尽きません。
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コメント
暑いですね~! そしてムシムシ…エアコンが欲しい。ほんのり紅色の梅干しは目にも栄養。らんどくさんちは今日は和食で暑さ乗り切りですね♪
私はココナッツミルクを使おうかな…と。この夏のマイブームです。
クエン酸は最強ですね。私はレモン水かな。愛用のポットに氷を大量に入れたレモン水を常備しています。