またまた公証人役場へ。今日が本番。

ブロカントのハサミ 「老い」に向き合う

(上の写真は鳥の形のハサミ。これなーんだ?)

作成をお願いしていた書類を受け取りに、また公証人役場へ。今回はシエばあちゃんも一緒です。ばあちゃんが「委任者」で、すんちゃんが「受任者」なので、この二人は絶対居なくてはなりません。私は膝が痛いばあちゃんのサポートというか、にぎやかしというか、なんとなくついて行きました。

そして案の定、部屋に入ったとたん、「こちらはお二人だけで。お連れ様(私のこと)はそちらでお待ちください」の指示(?)があって、入り口の横の席を示されました。あらら。

今日いただくのは『委任契約及び任意後見契約公正証書』というもので、委任者シエばあちゃんが将来判断する能力がちょっと落ちたときに、すんちゃんがいろいろな事をばあちゃんに代わってするという契約を結んだよという証書なのです。ひな形があって、それにばあちゃんやすんちゃんの名前を入れた証書に押印してすぐ終了、の予定でした。

実際には公証人の方が(とても良い声で😊)十数頁にわたる証書を読み上げて、解説も入れたりしたので、押印まで終わるのに小Ⅰ時間かかりました。

はじめに「シエばあちゃんを『甲』とする。すんちゃんを『乙』とする。」という一文から始まって、この甲乙がなんども出てくるので、いっそのこと甲ばあちゃんとすんちゃんならぬ乙ちゃんと呼んじゃおうかと思ったほどです。

でも「ねえ、乙ちゃん」(ネエ、オッチャン)と言うとすんちゃんを呼んでるのか、どこかのおじさん(おっちゃん)に呼びかけているのか、わかんなくなります。まあ、すんちゃんも立派な「おっちゃん」ではありますが。

委任契約が無事に済んだので、この先はシエばあちゃんが元気なうちは何の仕事もないのかな、と思っていたらそうじゃないそうです。なんと3か月に一度くらい、どういう風に管理をしたかを書面で提出する必要があって、しかも提出先がシエばあちゃんだそうです。

すんちゃんにしてみたら、今までやっていたばあちゃんへの支援(買い物したり、病院へ連れて行ったり)に加えて、それをばあちゃん本人に紙に書いて渡すという一手間(ひとてま)が増えることになります。

うーん、難しいなあ。後見制度。わざわざ作ってるんだから、きっと大事な制度だろうけど、まだまだよくわかりません。もっと勉強せねば。

「これなーんだ?」このハサミの鳥さんのお仕事は、細長い角砂糖を半分に切ることです。糖分を控えている人にやさしい、大事な仕事です。うんうん。

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