気が早すぎましたね。

あれこれ

なーんと、もうしめ縄が売られてました。いくらなんでも早いんじゃないの?一緒にいたシエばあちゃんですら、あらあらあらあら、と「あら」を4回も言うくらいのビックリです。

ハロウィンが終わったので、次はクリスマス商品かな。なのにクリスマスコーナーはまだ出来てませんでした。クリスマスを飛び越しての、金ピカ正月コーナー。ある意味すごいです。

ここ何年も、シエばあちゃんの家ではこんなしめ縄を飾っていません。シエばあちゃんだけでなくて、ここのご近所さんは、お正月飾りを玄関にだしている家がほとんどありません。いつだったか、ぐるーっとご近所を歩いて、調べたことがあるんです。

かくいう我が家も、この写真にあるようなピカピカのものは、ずっと買っていません。お値段が高いのもありますが、1月7日の「どんど焼き」に持っていけないことが多くて「どうしよう、これ」となる年がつづいたからです。新聞紙にくるんでそのへんに置いておくのも、とってもバチ当たりな気がします。そのかわりに水引細工で自作したしめ縄を何年も使っています。

1月7日のどんど焼き。当然のように書きましたが、1月7日ではなくて15日に行う地方もあるようです。「どんど」焼きも、どんど・どんと・とんどなどいろいろだそうです。炎がどんどん燃えている様子から来ているという説もあります。北海道のこの辺りでは「7日のどんど」なので、他の選択肢があるなんて思ってもみませんでした。

そういえば、古いCMで「ちゃっぷい、ちゃっぷい、どんと、ぽっちい」というのがありました。金鳥さんのカイロ「どんと」のコマーシャルでした。この「どんと」はどういう意味だったんでしょう。まさかどんと焼きからじゃないですよね?

さて、問題です。何の写真でしょう。

初めて見せてもらった時は、夜空にレース模様の何かがかけてあるのかと思いました。なんだかきれいだなあと思ったものです。でもこれは手術中に撮られた私の背骨です。よくわかんないですよね。

これは横から見たところ。脊椎がビスで止められているのがわかります。すごいですよね。つまり、私は今、脊椎にビス・背中に手術痕を持つ女なのです。

病室で隣のベッドの人と話をしていて「背中に傷を持つ女になってしまった」というと、彼女は「私なんか、尻に傷を持つ女だよ」。股関節の手術をした彼女は、臀部からメスが入ったので「尻に傷」を持ってしまったそうです。それも大変そうだなあ、座ると痛そうだ。

さて退院後、オーダーメイドのコルセットを3か月装着しました。すっかり腰部の筋肉が落ちて、要ダイエット案件になったのはもうご存じのとおりです。かかりつけ医で早急に血糖値を下げよと言われて、ダイエット生活3日目に入りました。

糖尿病の関係もありますが、実はダイエットにはずみがつく、もうひとつの約束がありました。ここで、次男ピカの登場です。

私が入院していたのは2月です。北海道の2月は極寒で、とてもまるまるひと月、家を無人にしてられません。長い間火の気がないと水道管が凍る恐れがあるからです。実家はマンションですが1階で、地面から底冷えのする寒気が伝わってきて、とても寒いんです。どうしたらいいだろう・・・

結局、都会で暮らすピカに1カ月間、実家に来てもらうことにしました。彼は自宅で仕事をしているので、機材さえあればこちらのマンションでも大丈夫なはず。病院への送り迎えや、いろいろな手続きもお願いしたいと、SOS発信しました。

入院数日前に、仕事道具一式と、レンタルしたポータブルWiFiを持ってピカが登場。仕事に行き詰まったときには、あちこち磨いていたらしく、台所の排水管がきれいになっていました。私の退院後も数日いてくれましたが、いよいよ都会に帰るというときに彼がいいました。

「すこし痩せたほうがいいよ」・・わかってるんだけど。「もし痩せられたら、どこでも好きなところへの旅行をプレゼントする」

え、えー!!!それって現地集合?旅費込み? そう現実的なことをまず聞いた私ですが、ピカは「如何様にでも、どこにでも」「あ、外国はナシね。いろいろ面倒だから」

これが頑張らなくてどうする。そうして目標を決めました。10キロ減らす。いちおう2年計画で、ゆっくり痩せる。そして行き先はじっくり考える。

ピカとの約束があったのに、秋の味覚食べ放題をやっちゃってました。目的があれば人は頑張れるわけで、とりあえず行先を夢見ることにしました。

出雲大社かぁ?いややはり熊野古道か伊勢神宮か。いやいや、大きい水族館や各地のプラネタリウム巡りという手も。時期は春先だろうから桜前線と一緒に北上とか。

しかし名物料理という観点からいくと、名古屋の「味噌煮込みうどん、味噌カツ」に心惹かれるし、広島で本場の広島風お好み焼きも食べてみたいし、あ、福井県で恐竜関係にまみれるってのも・・・

これ、いつまでも書いていられます。考えてるときは楽しいけど、まだ1㎏も痩せていないのに、気が早すぎですよね。もし日本国内どこか一か所連れていってあげると言われて、即答できる人っているのかな。

とりあえず一歩ずつ。次回の血糖値検査までがんばろう。お楽しみの呪文は「ピカとおでかけ」。もちろんすんちゃんとポヨも一緒に行けますよ。その場合は彼らの自腹ですが。

(病院のごはん。これに牛乳がつきます。これってダイエット食だよね)

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