イースト菌たちのおかげ

めし

(今日の写真は赤い色ばかり)

スーパーでミニトマトの小さなダンボール箱を500円で買いました。ちょうど全部が赤く色付いたころで、傷んでいるものはなく、良い買い物でした♡

トマトがこれだけあると、ソースとかジャムを作りたいところですが、お天気も良いのでドライトマトにしました。ちょっと目論んでるものがあるんです。ふふふ(ちょっと悪い人の笑い方で)

洗って半分に切ったら、直射日光にあててすこし干します。塩も振っておきます。

こんなトレイがもうひとつあります。

水分が出たら、今度は低温のオーブンでゆっくり乾燥。時間はかかるけど,そんなに手間はかからずにドライトマトができあがり。

実は生のトマトより、煮たり焼いたりしたほうが好き。隙あらば何でもトマト煮にしようとします。この春のヒットは大きくカットしたカボチャとサツマイモと鶏モモをトマト缶で煮込んだもの。実家での一人暮らし中、大鍋で何度も作ったので、しばらくは三食とも(お弁用も)それでした。

イモとカボチャ入りなので主食は無し。スパイスを変えたりして飽きない工夫をしてましたが、やっぱり飽きましたね。4日、12回が最高記録でした。人間ってなんてわがままなんでしょう。クミンとコリアンダー入りがおいしかったなあ。

はい、乾燥トマトのできあがり。もともとのミニトマトとの大きさの違いをご覧ください。ドライトマトは味が濃くておいしいんだけど、そりゃあ味も濃くなるよねえ、という感じです。ぎゅっと濃縮されたんだから。(水分はみんな、どこへ行ったんだろう?)

トマトの栄養素リコピンは、加熱すると吸収されやすくなるそうです。ちいさくなってしまったドライトマトさんを噛みしめ噛みしめ、飲み込むと、喉をとおりぬけるときに何とも表現できない旨味を感じるけど、これが「リコピン」の味なのでしょうか。

実は通販でとってもお安く「グリーンオリーブ ざく切り」の瓶詰めを買い込んだのです。なんと12瓶。オリーブざく切り・ドライトマト・庭の多量のバジル、とくればいつものパンに入れたくなりませんか???今日はドライトマトオリーブパンを焼くぞー!

トマトもオリーブも大好き。そしてバジルをはじめハーブたちは、ほぼ毎日・毎食使用してます。きっと美味しいパンになるだろうなあ、という強い予感がします。

ところでいつも「大好き」だとか「おいしい」だとか、そんな表現ばかりしています。きっと「らんどくつんどくは、なんでもぱくぱく食べる、とてつもない食いしん坊」だと思われるかもしれません。もちろん食べることは好き。作るのも大好き、です。

でも好き嫌いももちろんたくさんありますよー。好きなものの事しか書いていないだけ。人参が嫌いだとか、白い牛乳は飲みたくないだとか、玉ねぎは「新玉ねぎ」は許すけど本当は無くてもいいだとか、木綿豆腐のおいしいのには出会ったことがないだとか、いつかぶちぶち文句たれてみたいです。

(ところで話がずれますが、NHK教育テレビのピタゴラスイッチにでてくる”もんくたれぞう”くんが大好きなんです。登場曲を歌いながらテトテトと歩いてきますが、この曲、私はツーステップのほうが合うと思うんですよね)

さて、ドライトマト・オリーブパンを焼き始めました。気温が高いせいか発酵が進むのが早いです。それに若干べとついているし。こんなんで具材を混ぜ込んで大丈夫なのかな、と心配しながら成形していきました。生地より中味のほうが多いような気さえします。

そうして二次発酵まで終えて焼いてみると、あんなに「盛沢山」だったはずなのに、パン生地がみごとにふくらんで具の存在感がありません。これはイースト菌さんのおかげでしょうか。

なんだか上品な具の入り方。

熱いうちに食べてみました。トマトもオリーブも主張がない感じ。味があまりしません。いちばん目立っていたのがフレッシュバジルで、どこにあるかはよくわかんないけれど、香りがフワっと立ち上ります。

大き目なのが6っつも焼けてしまったからなあ。美味しくないとは言ってられません。しばらくは朝ごはんに登場します。なんとか食べ方を工夫しなくては。

これは「イースト菌のおかげ」なのか「イースト菌のせい」なのか、微妙なところです。

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