(某自動車販売店の”今月のおやつ”)
季節はとっくに秋ですが、まだまだ涼しくはなりません。今日はシエばあちゃんの整形外科の日。珍しく短時間で終了し、お天気も程よく、お昼には少し早い。
何か甘いものでも食べていこうか?
らんどくの誘いに、これも珍しく外食気分になったのか「あんみつなら食べたいなあ」 よし!行こう!!
勘が鋭い方ならもうこの結末は見えているでしょう。いちばん近い甘未処に到着すると、すかさずばあちゃんが「あんみつふたつ!」。そして店員さんの申し訳なさそうな顔。「すみません、あんみつは夏場だけでして、とっくに・・・」
そうでしたね、夏しか、あるいはその時季しか食べられないものがありましたね。あんみつしかり、冷やしラーメンしかり。それでもパフェなんかは一年中食べられるというのに、作り置きができる寒天はなぜ、秋には食べられないの?
ばあちゃんがあまりにしょんぼりしてたので、すぐ近くのファミリーレストランへ行ってみました。ソフトクリームやパフェがあるからです。たしかあんこや抹茶アイスを使った和風のデザートを食べた記憶があります。・・・・今日のところはありませんでした。残念。(栗入りの小さなパフェを注文したけれど、あまり気に入らなかったようです)
季節限定のものって、毎年とても楽しみにしているけど(一年中恋焦がれている”和栗のモンブラン”とかね)、でもあんみつはねえ、いいんじゃないの夏だけじゃなくても。ばあちゃんみたいな高齢者でなくても、食べたい人はもっといると思うよ? そうやって声を大にして誰かに訴えたくても、あんみつが出てくるわけがありません。
しょうがないので、自分でつくることにしましょう。もともと寒天はよく作っています。あの四角い無味有臭のやつは、自分でつくると売っている物より何倍もおいしい気がします。無味無臭じゃなくて、無味有臭です。独特の香りは海藻の風味でしょうか。
あんこは良いものを買えるし(さすが北海道)、黒蜜も果物の缶詰も手に入ります。”これは外せない”赤えんどう豆も缶詰で売ってます。
問題は「求肥」(ぎゅうひ)なんですよねー。あのお餅よりちょっと歯切れがよくて甘いやつ。薄みどり色とか薄ピンクとか。あれは作ったことないなあ。でもあれがないとあんみつが寂しいし。
(求肥って「すあま」に似てますよね。味がはっきりしないんだけど、ないと困るところ。)
求肥については、無くて困ったなあと思った人も多かったらしく、いろいろな作り方がネットで見つかりました。ほとんどが「レンチン」です。電子レンジで白玉粉をいろいろやると出来上がり。それに緑と赤の食紅をちょっと足すと、たぶんあんみつの必需品ができるでしょう。すんちゃんに話すと「ぼくは白玉だんごのほうが好き」だそうで、そちらも一緒に作ろうっと。
なんだか豪華な、というより手間がかかるあんみつになりそうです。白玉粉を買いにいってきまーす。続きは次回!!
ところで、期間限定のものをもうひとつ。先月購入した中古車を定期点検に持っていきました。家の近くにある自動車メーカーの販売店です。何度かおじゃましていますが、いつもわりと混んでいて、車検やら購入やら修理やらのお客さんがきています。混んでいるのには理由があって、もちろん働いている人の感じも良いんですが、なんだかちょっと心に沁みる気遣いをしてくれるんです。
ここ、待ち時間に飲み物と一緒に「おもてなしスイーツ」を出してくれます。しかも月替わりで日本各地の名物を、説明カードなんかといっしょに出してくれます。今月は熊本の栗ドーナツ棒。くまもんのイラストももちろんついています。
先月は三重の伊勢神宮の伊勢志摩塩さぶれ(だったかな?)。来月は何かなあ、用事もないけど立ち寄っちゃおうかなあ。こんな期間限定品はうれしいのもです。って、わがままですね。
そういえば、車を受け取りに行ったときも、サプライズがありました。我が家で買った車がレッドカーペットの上に飾ってあって、うしろには紅白幕、前には当日の日付けを書いたもの、そしてテニスラケットくらい大きい「車のキーのレプリカ」を持たされての、記念写真の撮影をしてくれたのです。
この特大の車のキーはテレビ番組なんかで「おめでとうございます!賞品は車です!」とかいうシーンで優勝者?に渡されているようなアレです。考えたこともなかったけど、使いまわしはできるし、お客さん(私とかすんちゃんとか)は喜ぶし、一事業所にひとつ、あっても良いですね。(?)
今まで何台か車を買い替えたけど、こんなセレモニーは初めてで、ちょっと嬉し恥ずかしでした。その時の写真も後日いただきました。立派な額に入っていました。そこの会社でいちばん安い中古車だったので、ちょっと申し訳ない感じです。
ちょっと残念だったのは、せっかく私とすんちゃんと、新しい車のスリーショットなのに、私の耳からマスクが垂れ下がっていたことです。「あ、はずさなきゃ」とは思ったものの、片耳だけ外したんですね。なんとも締まらない記念写真になってしまいました。
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