冬休みに入ってすぐの日曜日、しかも25日クリスマスだというのに、集まった沢山の子ども達。そして保護者の方々。合わせて60人くらいかな。お休みなのに勉強に来るなんて、みんな偉いなあ。
今日は科学工作遊び教室(どきどき!かがくこうさくあそびきょうしつ)と、南極観測隊員だった柴田和宏さんのお話があるんです。楽しそうだなあ。もう子どもじゃないらんどくおばちゃんもワクワクです。
今日は主催した教育サークルTOSS海峡さん(教員有志による集い)のお手伝いで、長机や椅子を運んだり、オヤツを袋詰めしたり、あといろいろ頑張りますっ。
風船やストローを使った「静電気の科学あそび」の次に、観測隊として2回も南極に行った柴田さんのお話のはじまりはじまり〜
会場に飾ってあった隊員服にブーツにヘルメット。机の下の緑のコンテナにほ『南極地域観測隊 JARE』の文字が入ってます。Jは「Japanese」、Aは「Antarctic」、Rは「Reseach」、Eは「Expedition」。何て読むのかな、JARE。ジャールかな?ジャレかな?と思ってたら、シンプルに「ジェー・エー・アール・イー」だそうです。
会が始まる前に、講演者の柴田さんとお話できました。背筋がピッと伸びていて、「かっこいい人オーラ」が出まくりです。写真撮影とブログ掲載の許可をいただきました。よろしくお願いします。
お話が始まって数分後に、小さいプラカップに氷を一欠片(ひとかけら)用意しました。柴田さんが『南極ってどーこだ?』や『日本と南極、どっち大きい?』と問いかけて、子ども達の興味を引いたところでプラカップを配ります。これ、南極の氷だそうです。
これはまた貴重なものを。子どもだけじゃなくて、保護者の皆さんもぐぐっと、引き込まれていきます。
「この氷、どんな感じ?」みんなの手が挙がります。ザラザラしている。空気の泡が入ってない。良く観察してるね。柴田さんがコップに耳を当てて「プチプチと音がするよ。この氷ができた1万年前の空気が弾けてるんだね」さすが元小学校教諭だけあって、柴田さんの語りかけは子ども達に染みていく感じがします。
1万年前の空気!日本列島はどうだったかな。恐竜がいた?マンモスだった?いろいろ調べたくなります。らんどくの右手も、スマホ検索したくてウズウズ。
ペンギンは世界中には19種類います。それじゃあ南極には何種類いるでしょう?そんな感じでペンギンクイズが始まりました。答えは5種類だそうです。では南極に居るアデリーペンギンの体の模様はどうなってるかな?そう聞かれてみんな頭を捻ります。
ペンギンだけじゃなくて、パンダの模様もシマウマのシマシマのヒップの部分も、あれ?どうなってるっけ?と悩みますね。南極クイズ、色んな事を覚えました。ペンギンは漢字では「人鳥」ですって。
「ペンギン」=「人鳥」。あ、そうかとこの本を思い浮かべた人は、多分本好きなはず。児童文学の名作の1つとらんどくが強く思うこの「川の名前」。久しぶりに読み返そうかな、(いやその前に大掃除とおせち料理)
南極観測隊員・柴田和宏さんのお話が終わって、展示しているオレンジ色のジャンバーの前には長い列。順番に、隊服を羽織ってヘルメットを頭にかぶって記念撮影です。何人かは溶けて水になった南極の氷を、カップのままお持ち帰りしました。冷凍庫で凍らせて「お父さんのお酒に入れる」って、なぁんて可愛いんでしょ!
子ども達には色んな未来の可能性を見せてあげたいものです。こういう道も、こんな方向もあるよってね。今日の「科学工作遊び教室」も、柴田さんのお話も、そんな一助になりますように。
帰りは家族でお蕎麦屋さんでお昼にしました。ちょっと早いけど年越し蕎麦ということで。すんちゃんカツカレー蕎麦。らんどくはイカゲソ天付きの冷たい蕎麦。ポヨはカツ丼。来年も良い年になりますように。
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コメント
南極の氷、いいなあ。プチプチが聴きたいなあ。ロマンがありますね~。
川端裕人さんと言えば『夏のロケット』! 大好きな作品で、メールアドレスもパソコンのパスワードも『夏のロケット』にしています。笑
さて、今年は楽しい記事をたくさん読ませて頂きました。ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
カツカレー蕎麦おいしそう♪ ペンギンって見かける割に描くの難しいですね。手は全部黒かった気がするけども…あれ?(後で調べようっと)
今日から2023年!今年もよろしくお願いします(^^)/