春の準備じゃなく、次の冬の用意

あれこれ
怖いものじゃありません。虫でもありませんよ。

四季がある日本は素晴らしいー!!とは思いますが、冬が終わった、はい春です、次は夏ですって何だか追い捲られてる感じがしないでもないです。とくに歳をとったこの頃では、1年が過ぎるのが速いなあと感じますからね、またすぐに年賀状の時期が来るのでしょう。こういう感覚、何て言うんでしたっけ。じゃーねー(^O^)/、じやなくてジャネーさんの法則だったかな。

トップの写真はシュレッダーの中身です。それを水に浸けてふやかしてます。来年のストーブの焚き付け用”紙レンガ”を作ってるところ。まだ3月なのに、来期分の仕事を始めるの早くないですか?そういうところがすんちゃんなんですよね。。

溶けるまで時間がかかります。

ストーブを持ってる家の共通の悩みは「薪の確保」です。買ってた年もあるけど、灯油代より高くつくので(或いはボラれたりする)、最近はもっぱら「拾う・貰う・分けてもらう」です。つまり無料コース。ネットの情報では、家の前に「薪になるような木の枝を下さい』とか書いた札を出しておくと、庭木の処分に困ってる人が声をかけてくれることがあるそうな。でもらんどくんちは、家の前に人が通る道路がありません。看板たてても、家族と宅配のお兄さんしか見る人がいません。(窓際に飾るクリスマスツリーも毎年こんな悲しいことに)

意外に多いのが、それこそ庭木などの処理に困った見知らぬ人が、口コミで(らんどくさんの所で引き取ってもらえるってよ、みたいな)持ち込んでくれる場合です。これは相手もウチも両方嬉しいので、今年も待ってますよー。何だか一年中「どこかに薪になるものないものか」と思っている感じです。街路樹の選定、家の新築現場、古くて処理に困ってるような放置している材木。それを見つけては声をかけ、いただいてくる、こうしたすんちゃんとらんどくのたゆまぬ努力で、かろうじて薪を確保しています。いやぁ、偉いなあ、私たち。

ところで今日らんどくは、すんちゃんのお使いで、とあるお菓子屋さんに行きました。普段と違う道を使って、あまり行かないお店を目指したせいか、ちょこっと迷子になりました。あれあれこの道違うなあと思ってたら、道路脇の空き地に立派な丸太が見えました。切り口がきれいでまだ新しいものです。

ある意味宝の山

ちょうどストーブに入るほどの長さ。無駄な枝や節が付いていなくて、綺麗な薪になりそうです。きっと誰か持ち主がいて、このあと割って積むんだろうなあ。すぐ隣で新築工事中だったので、ダメ元でこの丸太をもらえないかと聞いてみました。もしかしたら家を建てるのに木を切り倒して、処分に困ってるのかもしれないしね。

残念ながら、丸太を置いている土地と、工事中の建物とは無関係でした。でも工事の責任者みたいな人が「このあと工事で出る材木の切れ端は持って行って良いですよ」と言ってくれました。これで道を間違えて迷子になった甲斐がありましたよ。さすが「転んでもただでは起きないらんどく」です。

突然ですが東日本大震災から10年が過ぎました。(大丈夫です、ちゃんと今までの話題と関係あります)あのあと各地でいろいろ支援の催しものがありました。函館ではその年のゴールデンウィークに、無料で提供された芸術作品を、来場者が入札するアートエイドのような催しがありました。チャリティーオークションとでも言いますか、1番高値を付けた人が落札する仕組みです。ポヨはボランティアスタッフとして会場係で参加。私たちは幾つか入札(紙に値段を書いて、箱に入れただけ)しました。

絵本作家さんの版画額や、絵本版画家さんのガラス絵なんかを落札しました。普段売ってる値段よりも高かったけど、チャリティーですからね、少しでもという気持ちで。そんな中に、若い作家さんの作品がありました。コンピュータで描いたのかな?写真に色付けしたのかな?いろいろなパターンの作品が10枚ほど並んでいました。その中で紫色が効いてるものを、ジン子さんのアトリエに「母の日」のプレゼントで贈りました。(彼女は工芸家です)

3000円で落札!

母の仕事部屋の写真に写ってたのを、拡大したものです。ちょっとボケてます。これ、この作品、シュレッダー紙ゴミを水につけた写真と似ていませんか?(トップの写真です)どれどれとスマホで撮ったその写真を加工してみました。「マーカー」というボタンを押して、色を選んでぐるぐるぐる。10秒とかかりません。

おおーっ、らんどくも芸術家

ほらー出来た。3000円のものとますます似てきた。面白いもんだなあ。いろいろやりたくなりますね。退職記念に自分へご褒美でカメラ類を買い込んだすんちゃんは、夕べ早速ちゃしさんと夜空の撮影に出掛けました。今朝は東の窓から朝焼けを撮ってました。きれいなものを撮ったり、作ったり、創ったりするのって気持ちいいものですもんね。

そして作品が売れるのはさらに気持ちがいいことに違いありません。誰かがそれを認めてくれたというわけですから。チャリティーでいくつか落札できて、それを引き取りに行った時、あの紫の作品を作った(であろう)若い作家さんが、残ったものを片付けに来ていました。10枚近くあったのが残り数枚になっていて、そして彼はものすごーく嬉しそうににこにこしていました。ポヨとそんなに歳が変わらなくみえました。

北斗市大野地区のこの辺は、大野川沿いの桜並木が素晴らしいんです。いつもは昼にも見に行き、夜桜も見に行きます。今年はすんちゃんはカメラ持ってでかけるのかな。らんどくのスマホと勝負だ!(そして勝っちゃったりして)

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