王者とか言っても強いわけじゃありません。
ただただわたしが好きなだけ。お姿をお見掛けするだけで「ハハーッ」とひれ伏したくなります。
鉢から土に降ろしたとたんにとっても元気になったヘンルーダの繁みにはこの方たちがいらっしゃいます。
じゃーん。美しいですねえ。完璧。
本当はキアゲハのいもむしのほうが、メリハリがあって好みなんですが、
ミカン科のヘンルーダちゃんにはこの子が来ます。
もう1枚いきましょう。
この写真にはいもむしが3匹写っています。みつけられますか?
変な場所でサナギになりそうなのはすんちゃんが保護(?)して、家の中で虫かごというか、あの透明のやつに入れておくのだけど、なぜか根性で脱走してしまうのがいます。いもむしパワー。
いちどなんか台所の床の真ん中で伸びていて、すんちゃんの机から台所までどうやって移動したのかと首をひねりました。「テレポート?それともワープ?」
考え込む私の足元を何事もなかったようにロボット掃除機が移動中。あ、これかぁ。脱出したいもむしくんは、掃除機に巻き込まれ、台所のあたりで振り落とされて瀕死の重傷を負ったのでしょう。
さすがにお亡くなりになったかと思ってたら、数分後にもぞもぞと復活。達者で暮らせよ~とふる里(この場合は庭のヘンルーダ)まで送っていきました。
ところで「ヘンルーダ」ときいて『クリスタルドラゴン』(あしべゆうほ作 1981年~)を思いだす人はきっと私と同じ世代。と言いたいところだけど、調べたら最近までずーっと続いていたみたいで、ちょっと驚きです。ヘンルーダは主人公のアリアンロッドと同じ村出身で、一時はダブルヒロイン的な立場だった娘。変わったきれいな名前だなと思っていたので、この庭のいもむしハウスの名前も忘れないんです。
印象的でおもしろい作品だった、指折り数えてみると、なんと40年も前の連載だけど、たぶん今読み返しても、古い感じはしないと思う。
うん、今週末、引っぱり出してみよう。あのころと変わったのは、私に「老眼鏡」が必要になったことだけ。読書の体力は落ちてません。なんだか楽しみ。
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