さて、すんちゃんのお母さんである「シエばあちゃん」は、もう何年も前から、自分が認知症になったらすぐ施設に入れてくれ、と私たちに言っていました。そして家のちかくの『施設』に自分のぶんを申し込んだりしていました。
シエばあちゃんのお母さん(すんちゃんのお祖母ちゃん)が認知症になって、兄弟姉妹で順番に面倒をみていた時期がありまして、この北の街にもミサヲお祖母ちゃんは何か月か暮らしていました。
私が知っているミサヲお祖母ちゃんは、いつもニコニコとしていて,可愛くて、娘であるシエばあちゃんが特に苦労しているようには見えませんでした。でも一緒に暮らしていて、シエばあちゃんには何か思うところがあったのでしょう。それで自分でできる限りの「そなえ」をしているようなのです。
そんなシエばあちゃんでも、この成年後見制度については、なかなか納得しませんでした。よくわからなかったんだと思います。実は私もまだはっきりとは理解していません。なんとなーく、「家族が高齢になって判断能力がなくなったときに、弁護士さんとかその世界の人にお願いして、高いお金を払っていろいろな手続きをしてもらうこと」かなあと思っていました。
こちらからお願いして家計をチェックされて、報酬まではらうなんて。それだったら家族でお金とか家とか管理すればいいんじゃない?そこまで考えて「あ、それでは家の処分ができないんだった」とまた同じことを思い出すのでした。
成年後見制度には法定後見制度(もうすでに判断能力が不十分)と、任意後見制度(まだ元気だけど将来が不安)があって、今回シエばあちゃんが利用するのは任意後見制度のほうです。まだ判断能力がある人が、自分で「この人に管理してもらいたい」という人を指名できるというものです。すんちゃんが後見人になります。(そして報酬なしを選択できます)
「公証人役場」 なんだかものすごく堅苦しいイメージですが、どんなところでしょう。どんな服装でいけばよいのでしょう。今日はまず、委任状を作ってもらいに行きます。電話で予約して、書類をもって、いざ、行かん。どきどき。
🌸 🌸 時間がすぎている様子 🌸 🌸
結果だけお伝えすると、「書類を提出」→「下書きを作っててもらう間15分待つ」→「お礼を言って帰る」で約30分。しかも殆どが待ち時間」ぜんぜん恐くも痛くもありませんでした。って、それはコロナのワクチン接種の感想と同じですね。
次回は明日、できた委任状を取りに行って、代金を払ってきます。下書き作成料も入れて41575円。これはお高いのか、妥当なのか悩む金額です。
今日のブログを書きながら、実はトマトソースを作っておりました。コトコト煮込むのは。私の場合はとっても心の平穏に効くのです。お鍋のとなりのハーブ類は庭のハーブたち。セージ・オレガノ・バジルです。盛夏のハーブは香も強くて元気ですよ。
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