函館山は東京タワーとおんなじくらい

めし
「風の丘」のピアノの上には陽気なジャズプレーヤーたち

お天気が良いので、すんちゃんが行ってみたいと思っていた(らしい)喫茶店までドライブしました。北斗市上磯地区当別の「風の丘」さんです。いろんな雑誌なんかで紹介されていて、実はらんどくも気になっていたお店でした。土日祝日だけやっていて、高台にあるので函館湾が一望出来るんですよー。

今まで行ったことがないのは、場所が良くわからなかったからです。ずーっと海沿いを走ってて、もうじきトラピストなんかがある石別だなあというあたりで、突然山のほうへ曲がります。まず線路の下をくぐって、すごく細い道を上って行きます。この入口、とっても難しいです。えー、ここ通り道なのー?という感じ。何も目印がないところを突然まがらなくちゃなりません。

入口に突然現れる看板。

一応トーテムポール風(?)の案内板がポツンと立ってるけど、これ見逃す可能性ものすごく高いとおもいます。1番上の電光掲示板が『OPEN』と灯っているときは、お店が開いてます。風の丘さんの敷地は広くて、ゲストハウスや宿泊用のログハウス、小さいキャンプスぺースがありまして、さらに新しくログハウスを作っている最中でした。薪を切っているあたりに小さなテントが出ていて、スウェーデントーチを売っています。薪の上に切り込みを入れたもので、火をつけると結構長い時間燃え続けて、そのまま料理もできます。燃えてる薪の上に直接鍋を置くそうです。

料理の作り方も提示中。親切です。
見た目はまんま薪ですけど、トーチ

ログハウスのカフェは、あちこちスタッフさんの手作りだらけ。それも可愛い手芸品とかじゃなくて、屋根を支える柱1本が女神の彫刻だとか、壁一面がガラスに描かれた抽象画だとか、部屋の真ん中にドーンとある鋳型のストーブまで手作りだとか、スケールが大きいです。自分達の好きなものを集めたら、あずましい空間ができたって感じです。

このストーブが手作りとか信じられん。奥の濃紺のが抽象画

ここの一番の特徴は、物凄いオーディオが壁一面にあることです。そのへんは全然詳しくないらんどく一家ですが、とりあえず部屋に満ちたジャズが心地よかったです。ビリー・ホリデイの大きなパネルが素敵でした。薪窯で焼いたピザ、ご馳走様でした。

風の丘がある北斗市当別は、函館湾を挟んで函館山のお向かいです。こちら側から見ると函館山もいつもとは違う形で、一瞬、あれ?と戸惑います。山裾からずーっと続く街並みも、五稜郭タワーも小さく小さくみえます。写真を拡大してやっとわかるくらいです。

青い海の向こうに、いつもと違う函館山が
わかりますか?五稜郭タワー、小さいです。

この五稜郭タワーは高さ約100メートル。そして函館山は標高334メートルです。これ東京タワー(333メートル)とほとんど同じですよね。山と同じ高さのタワーというだけでもおおっと思うのに、東京スカイツリーはもっと高いんですもんね。函館山の約2倍の634メートル!!函館山の横に並べると、倍の高さもあるなんて、そんな建造物ちょっと恐いなあ。

ここから少し足を延ばせばトラピスト修道院があります。トラピストクッキーもトラピストバターも美味しいんだけど、実は駐車場にある売店で食べられるソフトクリームが、これがまた美味しいんです。冬の間はお休みだったので、ついうっかりしていました。4月になったから、もうソフトクリームが始まってたんだった。これね、コーンもここの手作りのワッフルタイプなんです。ああ、行けば良かったー、食べたかったー、今度は絶対行くぞー。春になったの食欲も全開です。健康的で良いことじゃ。

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