(サンタさんは外国の方なので、お鼻がたかいのです)
「味変」という言葉がありますね。一度作った料理を、調味料などを足して、ちょっと味を変えたりすること。ここ何年か、良く使われるようになりました。
たとえばインスタントラーメンに何かを足して、劇的に変身させるとか。はじめはポトフで、次の夜はシチューで、またその次にはカレーシチューにするとか。こんな言葉が流行る前から、どこのお家でも割と良くしますよね。
カレー好きのすんちゃんのために、カレーの日は大きな鍋でたっぷり作ります。もりもり食べるすんちゃんと、そこそこ頑張るポヨとらんどく。それでも少し鍋の底に残ったりすると、カレーうどんにしたり、ご飯を入れて卵でとじてカレーチャーハンにして「味変」して食べます。多分、皆さんと同じです。
今月のおシゴトでは、ちょっと「味変」しちゃいました。だって、超特大さつまいもが廃棄されそうだったんですもん。
秋にさつまいもを収穫したあと、子どもたちが紫のゴミ袋をつなげて、巨大さつまいもを作って遊びました。手伝いに行った「元仕事場」の玄関に横たわる(いえ、一応ディスプレイ)イモのうち、いちばん長いのは私よりも大きいくらいです。
季節が変わったので、みんな捨てられると聞きました。でもこの細長い形は何かに使えそう。赤いゴミ袋に詰めて、これまた巨大サンタさんに変身させましょう。
紫のイモを赤い袋にセッセと詰めていきます。うでと胴体をつなぐのが大変です。腕の重みでゴミ袋が破けそう。赤い毛糸で縫い合わせました。
ジャーン🎄2メートル弱はあるでしょうか。自立できないので、椅子に座っています。実は足先から紫のさつまいもがのぞいているんですが、紫色のブーツと言うことで許してもらいましょう。これで今年中は活躍できるでしょう。
ところでクリスマスにやってくるサンタクロースって、どこから来るのでしょう?北欧のフィンランド・ロヴァニエミにはサンタクロース村という場所があります。観光施設なのかもしれませんが、そこにあるサンタクロース郵便局から世界中の子どもたちへお手紙を発送しているそうです。
サンタクロースの起源は古いようです。各国でいろいろな呼び方もされて、子どもの所へやってくる日もそれぞれ違います。すんちゃんの転勤先では、12月6日に聖ニコラ(サン・ニコラ)が子どもたちに文房具をくれるという事になっていました。息子達は学校で「サン・ニコラの歌」を習ってきました。🎵待ってた、待ってた、サン・ニコラ🎶という歌を時々思い出します。
実家からバスで行ける場所に、大好きな喫茶店があります。フィンランドの紅茶が美味しい場所で、本も沢山あって、今回の札幌滞在でも訪れることができました。サンタクロースと並んだフィンランドのスター、ムーミンのマグカップが沢山飾ってあります。紅茶を頼むとソーサーにムーミン型のクッキーが乗ってきます。
壁一面が本棚です。向かって右側が絵本や児童書です。左側の一般書にはマスターが付けた付箋が何枚も貼っています。マスターが読んだ古本(?)でありながら、売り物というおもしろい状態です。お客さんが皆、静かに本を読んでいます。
今回の紅茶のお供に選んだ2冊。角野栄子さんのエッセイ「作家と魔女の集まっちゃった思い出」と、雑誌Premiumの特集が「本屋が好き」号。どちらも「あたり!」な本でした。ポットでサーブされるフィンランドの紅茶をいただきながら、幸せな1時間を過ごしました。
窓際の飾り棚からスナフキンとミイがお見送りしてくれてます。また来月よろしくね。
コメント
紫色の「さつまいも」が赤色の「サンタクロース」に変身だなんて、きっと子供たちは大喜びするでしょうね。地球に優しい「再生利用モニュメント」と呼べるかも(^^) 次は白色の「スノーマン」でしょうか?
スノーマ!!アイディアは抜群ですが、できるかなあ。どこまでバラせばいけるでしょうか。うーん。難しそうです。